■採算性
◇支出
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費やすのはとにかく時間。コンテンツ制作、スキル、材料収集、ページ運営。それと、書籍代、ツール代。アフリエートに特化してやると、成果との絡みにはなるがかなり消耗するだろう。本来の仕事とか趣味があって、行きがけの駄賃で広告サイトを運営するなら、仕事・趣味とECサイトの連関性に左右される。マイナーな仕事・趣味はどちらかと言えば不利。
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先に、パターン分類をやったが、投資額・成果報酬もパターン分類に関連付けて説明できる。
◇収入
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もっとも重要なのは、報酬額の予測〜見積もり。仮に、1,000ページビューで1クリックとしてみよう。自分で考えればすぐ理解できると思うが、ホームページを閲覧していて、広告リンクをクリックするなんてことは、かなり意外な状況でもなければやらない。目的があるなら最初からそのサイトを目指す。所謂、出会い頭は無いと考える。
- オフィシャルサイトでは出来ないコンテンツ構成、これは比較評価が主なものだが、ここに限っては出会い頭でない形の訪問が望める。比較評価コメントとオフィシャルサイトの内容を確認するのが普通のことだからである。仮に、1000ページビューで1クリックとしてみよう。
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現在、ページビューに対する報酬設定をしているところは少ないので、現実的にはクリック収入しか望めない。クリック報酬を認めないECサイトもあるから、平均して1クリック1円とする。
[目指せ!1日\500円]
(\500)・(1clk/1\)/(1clk/1000pv〜100pv)=500,000pv〜50,000pv
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1日\500円を目指す場合に上の前提を置くと1日のアクセスは10万前後は欲しいと言うことかな。1日数千のレベルでは子供の小遣い止まり、1日数万のレベルでようやく年金不足額の補填に相当するところだね。
現在(2004/10)の実力は全サイト1日総アクセスでも100回未満のため、\5円未満。話にも何にもならない。
→5年で10万アクセス、2年で1万アクセスを目指すと、毎月500アクセス上乗せするペース。国家総動員法を発令しても尚追いつかない。メルマガ併用も視野に入れること。コアになるサイトを最初に準備することが必要。
■事業モデル
◇事業スタイル
基本形は兼業以外あり得ない。主婦や学生のバイトであろうが、サラリーマンのサイドビジネスであろうが、シルバー世代の小遣い稼ぎあろうが、見通しが付くまでは兼業。
専業は、やはり、コンスタントに1日1万アクセスの見通しが立ったとき。その時はサーバーも自前、ISP、フリーなど多様に運営と密結合によるヒット率向上。システム開発投資も必要になる。
◇ドメイン
@比較評価。何でも比較評価して順番をつけてしまう。まさに独断と偏見シリーズだな。
[比較広告の極意]
A成功体験、実務体験、教育訓練、創意創作とリンクしたまともな領域。規定路線を進める。業務用レファレンスが中心となる。
Bインデックス/リンク集/チェックリスト。これは結局@の目次の変形に収まるだろう。
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